立教学院聖パウロ礼拝堂 2/2 次世代へつなぐ——立教学院聖パウロ礼拝堂の改修
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2020/12/17
トピックス
OVERVIEW
アントニン・レーモンドの設計により、1963年に落成した聖パウロ礼拝堂——立教関係者のみならず、近隣の方々にも開かれた、新座キャンパスのシンボルとも言える建物ですが、築50年を迎え、2011年度から13年度にかけて大規模な改修が行われました。
コンクリート打ち放しの外観は、これまでも何度かメンテナンスがなされてきましたが、改修で防水加工と塗装が施され、その装いを新たにしました。また、落成から2年後に設置されたドイツのヴァルカー社製のパイプオルガンも、アメリカのフィスク社製の新しいオルガンに更新されました。従来のオルガンは、祭壇の裏側にパイプが配置されていましたが、新しいオルガンは、その性能を最大限に発揮するため、礼拝堂の入口側に台座を新設して設置されました。
この改修により、「今後50年継続して使用し、シンボルとしてあり続けること」によって、聖パウロ礼拝堂は次世代へとつながれていきます。(完)
参考文献『新建築』第89巻12号、2014年9月1日発行
この改修により、「今後50年継続して使用し、シンボルとしてあり続けること」によって、聖パウロ礼拝堂は次世代へとつながれていきます。(完)
参考文献『新建築』第89巻12号、2014年9月1日発行
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改修前の外観[1980年代](立教新座中学校・高等学校所蔵)
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祭壇側から見た改装前の入口[1997年](立教新座中学校・高等学校所蔵)
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改修後の外観[2016年9月撮影]
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パイプオルガン[2014年7月撮影]
※本記事は季刊「立教」254号(2020年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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