知識と実践を結び付け「観光」を多面的に学ぶキャリア教育
観光学部
2021/12/08
キャリアの立教
OVERVIEW
学部独自のキャリア教育をご紹介します。
観光学部では、70年以上に及ぶ観光教育・研究を通して培われた学部独自のネットワークやノウハウを生かし、キャリア教育を行っています。正課科目としてのインターンシップをはじめ、観光関連業界で活躍される方の講演会など、社会とつながりながら学ぶ多様な機会を整備。実践的な学びを通して「観光学」という学問を多面的に捉え、自らのキャリアを描く力を身に付けます。
観光インターンシップ(3年次対象)
観光ビジネスに関わる企業や地域づくりに取り組む自治体など、豊富な実習先を教員自ら開拓。教員・学生・実習先の3者が協働し、インターンシップを創り上げます。実習先は観光ビジネス系と地域づくり系に分かれ、選考を経て決定。応募の段階から、自分の進路に必要な学びについて真剣に考えます。事前の企業・業界研究、実習後の振り返りや成果報告会を含め1年をかけて学ぶことで、授業で学んだ知識と現場での体験がより深く結び付きます。観光の現場に触れながら主体的に学ぶ体験を通して、キャリア形成に対する気付きと大きな自信が得られます。
長崎県対馬市での実習の様子。地域の魅力をSNSで発信した
- 春学期
自己紹介書の作成(個別指導)、事前研究の発表、実習先との面談、ビジネスマナー研修
↓
- 夏季休暇中
観光ビジネス、地域づくりの現場での実習(実日数10日~1カ月以上)
↓
- 秋学期
振り返り、キャリアセミナー、成果報告会にて発表、報告書の作成・刊行
↓
経団連インターンシップ(3年次対象)
産学合同報告会の様子
事前研修を行い、実習受け入れ先企業から派遣された講師の方々から各事業の歴史や現状などを学んだ上で、実習先を決定します。5日前後の実習を終えた後は、報告会やレポートによる振り返りを行い、知識や経験を定着させます。
2021年度実習先(予定)
2021年度実習先(予定)
- 観光インターンシップ
富士屋ホテル、ザ・リッツ・カールトン東京、北海道石狩市、長崎県対馬市 等
- 経団連インターンシップ
ANA総合研究所、サントリーホールディングス、東京地下鉄、東日本旅客鉄道 等
1年次からのキャリア教育
1年次より将来的なキャリアについて考えるきっかけとして「アカデミックアドバイザー企画講演会」を開催。2020年度はオンライン環境を活用し、南アフリカのサバンナ「クルーガー国立公園」で、またポーランド「国立アウシュビッツ博物館」でそれぞれ日本人唯一のガイドとして活躍する方々の講演を中継で実施しました。
※本記事は季刊「立教」257号(2021年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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