具体的な受験計画を立て、優先順位を決めて学習。面接は取り繕っていない“自分の言葉”で臨んだ

地方公務員内定 小野 真珠さん

2019/11/20

キャリアの立教

OVERVIEW

地方公務員内定の法学部法学科 小野 真珠さんによる就職活動体験談です。

小野 真珠さん Mami Ono

志望業界
公務員
エントリー件数・・・・・・9件
説明会参加件数・・・・・・6件
OB・OG・先輩訪問数・・・1人
面接件数・・・・・・・・・4件

効率的な試験対策で遅れを取り戻す

両親が公務員だったことからその仕事の魅力を知り、早くから公務員を志望していました。採用試験に向け3年の5月には試験勉強を開始。ただ、スケジュールを立てずに勉強を始めたため、秋頃からサークル活動に追われて、満足な勉強時間を確保できませんでした。そこでサークルが落ち着いてきた12月に受験計画を作成。配点が大きい科目を重点的に勉強するようにしました。数学は苦手だったので最初は大変でしたが、問題傾向はほぼ同じなので、10年分の過去問を繰り返し解いて得点を上げていきました。また得点源となりやすい時事問題は、模試の問題をレジュメにまとめて持ち運びながら勉強していました。

面接対策はキャリアセンターで具体的なアドバイスをもらった

公務員講座をはじめ、合格者体験談やシゴト研究会、模擬面接や面接カードの確認などキャリアセンター主催のサポートを多く利用させてもらいました。特に模擬面接では、ゆっくり話すこと、文を長文にせず区切りをつけること、話すときの上半身の傾きに気をつけること、という具体的なアドバイスをもらうことができ、面接対策にも大いに役立ちました。実際の面接は毎回緊張しましたが、模擬面接で褒められた笑顔はキープしようと心がけていました。また面接中、質問に対し詰まってしまうこともありましたが、「お時間をいただけますか?」と一呼吸置いて、必ず、取り繕っていない“自分の言葉”で答えるようにしていました。

公務員は「部署が変わると会社が変わるようだ」と言われるように、さまざまな業務に携われることが魅力。入庁後は、観光客と住民の調整や文化施設の管理、都市づくりなど幅広く携わってみたいです。

私のお役立ち就活アイテム

試験は長時間、かつ緊張でご飯が喉を通らなかったので栄養補給ゼリー飲料を持って行きました。人からいただいたリップはお守り代わりにしていました。

ここが効いた!私のエントリーシート

文章作成には苦手意識があったので、公務員版のESといえる面接カードはキャリアセンターで確認をしてもらっていました。「学生時代に達成したこと」という設問には、目標とゴールをわかりやすく書いた方が良いとアドバイスをもらって修正しました。また、官公庁によって求める人物像は異なるので、サークルでの意見を調整する力と、カフェのアルバイトで培った周囲に気を配れる力といったように、エピソードや強みを使い分けていました。

POINT 志望理由は明確に提出先により強みを使い分けた
実際のところ、安定した職という理由で志望する学生も多いですが、それでは合格できません。私も当初は志望理由がはっきりしていませんでしたが、キャリアセンターに相談して理由を明確にしていきました。

これで成功!私の必勝自己PR オーケストラの演奏をつくり上げる時に調整力を発揮したことを伝えた

パートリーダーとして、楽器ごとに演奏したい曲が異なった時の調整や、それぞれのパートが抱える問題点を共有しあうことを提案。意見調整役として主体的に動けることをアピールしました。

後輩達へのメッセージ 筆記試験は早めに対策を。面接は練習を忘れずに

公務員試験では、何より筆記試験の勉強をしっかり行うことが大切。勉強に説明会、情報収集など、忙しくなる時期は必ず来るので早めに取りかかりましょう。面接対策は一人で悩まず、誰かにみてもらうと良いと思います。公務員試験は準備から最終合格まで長期にわたるので、息抜きをしてモチベーションを保ちつつ頑張ってください!

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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